03レンタルできる着物の種類の最近のブログ記事
江戸時代には、女性が18歳になった時や結婚した時には、女性がそれまで着ていた振袖の袖を切って短くしたといわれ、この袖を留める風習が「留袖」と言われています。その後、黒染めに5つの紋を入れ、裾のみに模様を配した着物を既婚女性の式服とする習慣が広まり、以来この着物を主に留袖と呼ぶようになり、留袖は普段着から最も格式の高い着物へと変化しました。
留袖の中でも黒留袖の着物は、既婚者だけが着ることができる最も格式の高い正礼装の着物で、染め抜き日向5つ紋をつけ、下襲もしくは比翼仕立てになっています。黒留袖には背中、前の左右、袖の左右の5つに家紋が入っています。この紋が5つ入った留袖は主に、身内の結婚式やお宮参りなどに着用されます。黒留袖の着物は、着用する場面に応じて紋の数や着物と下襲の組み合わせ方が変化します。
黒留袖の着物は、年齢と共に似合う色や柄も変わってくることから、TPOなどに併せてその都度黒留袖の着物をレンタルするというのも一つの考え方です。呉服屋などでも黒留袖の着物をレンタルしている店は多く、それこそたくさんの種類の中からお気に入りの一着をレンタルすることができます。また、黒留袖の着物は、あまりにも格式の高い着物であることから、一生のうちでも極端に着る機会の少ない着物なので、結婚式などの行事の際にレンタルする女性も数多くいます。
黒留袖の着物は、結婚式に出席する際には、花嫁及び花婿の母親、家族や親族、仲人夫人だけが着用できる着物であり、誰もが着用できる着物ではありません。
色留袖の着物は、江戸褄とよばれる裾模様の着物で、ミセスの礼装として格調高いものとして有名ですが、色留袖は黒留袖ほど決まった形ではなく、未婚・既婚を問わず着用できる着物です。色留袖の着物は、格式高い柄ゆきのものが選び、染め抜き日向5つ紋をつけ、比翼仕立てをすると黒留袖と同格になり、正礼装の装いとなります。比翼仕立てをせず、3つ紋、1つ紋にすると準礼装の装いになります。色留袖の着物は、年齢と共に似合う色留袖の色や柄も変わってくることから、TPOなどに併せてその都度色留袖の着物をレンタルするというのも一つの考え方です。呉服屋などでも色留袖の着物をレンタルしている店は多く、それこそたくさんの種類の中からお気に入りの一着をレンタルすることができます。
色留袖の着物は、留袖よりは気楽といえども格式が高く、場に合わせて着ることが難しいという印象を受けます。しかし、現在では、余り堅苦しくならずに、家族や近親者へのまっすぐなお祝いの気持ちさえあればどのような場でも色留袖を着用することが可能になりつつあるようです。色留袖の着物は、結婚式などに招待客として多く出席する方、お茶会やパーティーなどの機会が多い方などにはとても重宝する着物です。
色留袖の着物は、裾模様の着物なので座っていると紋付の色無地にも見えます。年齢、TPOにあったものを選ぶようにし、若いミセスは柄の位置が高いもので華やかなもの、柄、色目が控えめなものは年配のミセスに一般的に似合うと言われています。色留袖の着物の地色は赤系などの派手なものはなく、着物の目的から淡い色目で控えめな柄ゆきのものが多く、高価な着物となっています。
訪問着の着物は、女性用の着物で、色留袖の次に格式高い着物です。訪問着の着物には、様々な模様があり、洋服で言うところのビジティングドレス(昼間の礼装、社交着)のような位置づけにあたります。訪問着の着物は、未婚・既婚を問わず冠婚祭・社交着として着用できます。訪問着の着物の柄は、鶴、亀、鳳凰といった縁起の良い古典模様を多くあしらったものから、最新のモダンな柄などその種類は様々なものがあります。
訪問着は気軽に格式あるお洒落が楽しめる着物なので、長く着ることができて飽きない1枚を一番初めに購入することが大切です。あるいは、年齢と共に似合う訪問着の色や柄も変わってくることから、TPOなどに併せてその都度訪問着の着物をレンタルするというのも一つの考え方です。呉服屋などでも訪問着の着物をレンタルしている店は多く、それこそたくさんの種類の中からお気に入りの一着をレンタルすることができます。
このように大変便利な訪問着の着物ですが、訪問着が誕生したのはそんなに古くはありません。かつて、着物といえば総柄模様か、裾模様といったように、派手すぎるか地味すぎるかの2種類しかありませんでした。しかし、次第に、気軽にパーティーや観劇などにお洒落な着物を着て行きたいという女性の声が高まり、日本橋にある三越デパートが初めて「訪問服」という名の着物を発売しました。これが今の訪問着の原点といわれています。振袖のように派手でもなく、普段着の着物ほど地味でもない着物が発売され、瞬く間に訪問着は流行となり、現在にまで至っています。
色無地の着物は、女性用の着物で、白生地を黒以外の色で染めた模様や柄のない着物のことをいいます。色無地は幅広い場面で着用できる着物で、普段着からお洒落着まで紋の付け方1つで大きく変化します。色無地の着物は、便利な着物なので一着購入しておくのもよし、いろいろな場面に合わせて違った好きな色をレンタルするもよしといった着物です。
色無地の着物は、無地であるにもかかわらず、品格と華やかさを兼ね備えた便利な着物です。色無地の着物が1枚あれば、子供の入卒式や七五三、茶席や友人・知人の披露宴・結婚式にまで幅広く着用できます。このため、嫁入りの着物としてまず色無地を選ぶ人が多いようです。さらに、色無地の着物は元となる生地の選び方を間違えなければ、数回染め直して着用できるので、1枚の着物で数枚分の色合わせが楽しめます。
色無地・江戸小紋の着物は、紋の有無や合わせる帯によって様々な格式の着物になり、それによって用途が違ってくる着物です。格のある地紋や地の柄が細かな色無地・江戸小紋の着物なら3つ紋をつけ、袋帯を合わせると準礼装に、1つ紋をつけ、袋帯をすると略礼装、紋をつけず名古屋帯をすると外出着になります。
また、色無地・江戸小紋の着物は、地色を藍、ねずみ色、緑、水色、紫などにし1つ紋を入れておくと、慶弔両用に使えるので、半喪服として法事などにも着用できとても便利です。しかし、喪の用途も考える場合は、地色だけでなく地模様にはおめでたい柄は避ける必要があります。
浴衣の着物は、かつては夏に着る最もラフな着物であり、元々は湯上りに着る室内着でした。しかし、最近は浴衣の柄や素材の変化によって、夏になるとお祭りや花火大会などで、特に若い女性の浴衣姿を見かけるようになりました。また、普通の本格的な着物より簡単に着付けもできることや、浴衣の価格も手頃なことから特に若い世代や外国人にも人気の夏の定番着物です。また、最近では、こうした浴衣の着物人気を背景に、高価なブランド浴衣を格安でレンタルするレンタルショップも増えてきている状況にあります。
浴衣は本格的な着物に比べて格安な着物ですが、浴衣人気のため、最近ではさらに格安で浴衣を販売する量販店も増えてきました。現在でも、浴衣は日本人に最も受け入れられている着物であり、子供からお年寄りまで幅広い人気です。
浴衣の柄は、先に述べたように元々湯上りに着用していた着物なので、涼し気に見えるよう、白地や藍地、紺地に秋の草花を染めた柄が一般的です。しかし、現在では浴衣ブームに伴い、10代から20代を対象とした洋服ブランドもこぞって浴衣を製作・販売し始め、原色ベースのカラフルなプリントを施したものも多く出回っています。昔からある白地や紺地に古典模様の浴衣の着物は「古典的浴衣」、今風の鮮やかな彩りの浴衣の着物は「ブランド浴衣」と言われます
振袖の着物とは、袖の長い着物のことをいい、未婚女性が着用する最も格式高い着物です。振袖の着物には、華やかで若々しい柄のものが多く、現在においても成人式や結婚式などの晴れの舞台の時に着用されます。振袖は豪華な着物なので、比較的値段の高いものが多く、最近では、成人式や結婚式に出席する際にその都度レンタルする女性が増えてきています。呉服屋などでも振袖の着物をレンタルしている店は多く、それこそたくさんの種類の中からお気に入りの一着をレンタルすることができます。
振袖の着物には、手描友禅の技法で四季の草花や鳥獣、風景などが描かれているのが多くなっています。さらに、金箔や刺繍を施したりと、品格を重んじた華美な柄付けになっていますが、最近では、幾何学模様をあしらった振袖など、その柄も多種多様になってきています。振袖の着物には、大振袖・中振袖・小振袖の三種類の着物があります。
大振袖は、紋を5つ付け、全面に柄をあしらった絵羽模様の物が正式とされていますが、現在では紋は省略されているのがほとんどです。袖がくるぶしまである大振袖は3尺(約120センチ)ほどの長さがあります。結婚式で花嫁が着用する大振袖が主でしたが、最近では、背が高い女性が増えてきたことからも、成人式にも大振袖が多く用いられるようになりました。
中振袖は、結婚式の出席や成人式などの正式な儀式の場に着用する着物です。特に、結婚式などは、出席者は黒っぽい服を着ている人が多いので、華やかな中振袖での出席は大いに好評です。中振袖は、大振袖に次ぐ礼装で、袖丈の長さは2尺6寸(約100センチ)から2尺8寸(約107センチ)前後です。昔は成人式などの儀式には中振袖が一般的でしたが、現在は振袖のほとんどが大振袖だといわれます。
小振袖は、パーティーなど、気軽に礼装を楽しみたい場合に着用します。あまり堅苦しくなく振袖を楽しめます。小振袖は通常では市販されておらず、袖丈の寸法を指定して仕立ててもらいます。袖丈が短いので、可愛らしいイメージになり、観劇やお茶会など、気軽なお出かけ・パーティーに用いられます。
アンティーク着物とは、明治、大正、昭和初期(戦前)以前に作られた着物(和服)のことで、特に状態が良く現存している着物のことです。アンティーク着物には、大正ロマンや昭和モダンと呼ばれる花柄や幾何学模様、アール・デコを意識したデザインなどがあり、近年のレトロブームでこうした昔のアンティーク着物が再評価されて人気が出てきています。アンティーク着物は日本人が日常的に着物を来ていた頃に制作されたものであり、縫製や染めが丁寧であったり、着易いように工夫されていることが多いのが特徴で、状態や質の高いものがかなり格安で購入できるので人気です。
とはいっても、アンティーク着物は古着なので、それも現在の女性との体格が格段に劣っている古い時代のものなので、全体的に小さいサイズになっていることが多くなっています。アンティーク着物を購入する時やレンタルをするときには、着物の試着をするなど必ず身丈を確認する必要があります。
また、アンティーク着物は、古着なので汚れは付き物と考えていた方が無難です。その他にも、着物の色焼けやシミ、痛みをチェックする必要があります。しかし、質のよいアンティーク着物であれば、お値段と相談の上、着物の裏などの汚れは気にすることなく、上前や襟、袖など着物を着たときに外から汚れが見えないのなら問題ないともいえます。このあたりは、個人の価値観の問題になります。
アンティーク着物は、並以下の状態の着物は骨董市やフリーマーケットなどで安く購入することができますが、状態や質のよい着物はかなり高価になってきます。これらは、アンティーク着物の専門店で購入したり、レンタルしたりすることになります。
また、最近では、京都旅行の際に、こうしたアンティーク着物を現地で格安でレンタルして、京の町を散策したり、スタジオで記念撮影をする女性も増えてきています。